「自宅の将来について早い段階で考えてもらう」ためのアンケート調査(2019年度)を行いました!
岡山市中区の住宅団地約300世帯を対象とした調査を2019年度に行いました。
「自宅の将来について考え、家族や親族と話し合うきっかけ」を作ることを目的とし、空き家予防啓発チラシやアンケート調査票を作成・配布しました。
スケジュール
年月日 | 内容 | 備考 |
2019年10月上旬 | 調査項目の検討 | ・対象地域の選定 ・空き家予防啓発チラシの作成 ・空き家予防に関するアンケート作成 |
2019年12月上旬 | 町内会への調査趣旨説明 | |
2019年12月19日 | アンケート事前告知チラシの配布 | |
2019年12月24日 | 調査票の配布 | ・依頼状・空き家予防啓発チラシ ・空き家予防に関するアンケート ・岡山県版「空き家」ガイドブック (岡山県空家等対策推進協議会〈事務局:岡山県土木部都市局建築指導課〉作成) |
〜2020年1月12日 | アンケート回収 | |
2020年1月下旬 | アンケート分析 |
アプローチ
①情報提供(空き家予防啓発チラシ)
住宅所有者の行動変容をねらい、空き家にしないことによるメリットなどを紹介したチラシを作成しました。チラシ表面に笑顔のイラストやプロジェクト担当者の写真、手書きの文章を添えることでポジティブかつ親近感のあるデザインとし、心理的な距離を縮める工夫を施しています。
チラシはこちらから
https://akiya-okayama.cecnet.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/A4_1217_olmin.pdf
②機会提供(自宅の将来を考えてもらうためのアンケート)
回答者自身が自宅の将来について考え、関係者と話し合うことを促す自由記述欄をアンケート冒頭に加え、自宅の将来を考えるきっかけを与えていることが大きな特徴です。
結果
本アンケートの回収率は約30%で、うち80%の方が自宅の将来について記述をしてくれました。また、アンケートをきっかけに、何らかの行動※を起こした(行動変容した)方はアンケート回答者全体の10%、意識が変わった方は44%いらっしゃいました。
※行動の例…登記の確認、エンディングノート