プロジェクトについて
自宅の将来について
考えてみませんか
自宅の今後のこと、考えたことありますか?
家族で話し合うにも、そのきっかけがないですよね。
“家の将来と向き合うきっかけをつくりたい”という思いのもと、
「岡山・空き家を生まないプロジェクト」は始動しました。
何も考えずにいると、自宅は老朽化し危険な空き家となり、
その時にはもう手遅れになっているかもしれません。
私たちの住むまちの景観や治安の悪化にもつながります。
家族や地域のみなさんに迷惑をかけてしまう前に、ご自宅の将来について考え、話し合ってみませんか?
岡山・空き家を生まないプロジェクトとは?
建物の所有者やその関係者の方々を対象に、住宅の将来について考えていただき、地域に空き家を生まないための様々な取組みを行う、産官学協働プロジェクトです。
プロジェクト開始の背景
我が国の空き家数は年々増加傾向にあり、これからも増え続けると予想されています。
空き家の増加により、景観や治安の悪化、それに伴う地域の魅力の低下などが懸念されます。
そのような背景の中、各地で空き家活用などの対策が進んでおりますが、空き家発生後の対策に比べて、発生前の対策は遅れているのが現状です。
空き家の発生を抑制するには、「自宅の将来について早い段階で考え、行動する」ことがとても重要。
建物所有者やその関係者の「空き家を生まないための行動」を促す取組みを2019年度に試行的に実施したところ、一定の成果を得ることができました。
そこで、2020年度より、空き家の発生抑制を目的とした産官学の専門家組織「空き家を生まないプロジェクト」を立ち上げ、所有者に対し「自宅の将来について早い段階で考え、行動してもらうこと」、すなわち行動変容を促す手法を確立しました。
本プロジェクトによって、ひとりでも多くの住宅所有者の行動変容を促し、これからさらに増加し続ける空き家の発生を抑制し、良好な住環境の形成、持続可能なまちづくりに寄与したいと考えています。
自宅の将来を考えないままでいると、無駄な費用・手間がかかります。
相続手続きでは
自宅の方向性を明確にしておかないと
- 誰が相続するかなどのトラブルを招く
- 相続登記が難しくなる
- 住宅の売却ができなくなる
維持管理では
換気、掃除、電気ガス水道の確認、戸締りの確認などを定期的にしないと
- 住宅が傷みやすくなる
- 草木が生い茂る
- 地域の皆さんに迷惑がかかる
本プロジェクトの重要性が認知されています!
国土交通省
本プロジェクトは国土交通省の令和2年度空き家対策の担い手強化・連携モデル事業に採択されました。
岡山市
今後、岡山市では空き家を生まない施策を産官学で推進していきます。